山形のだしとは

山形県の郷土料理。
きゅうりやなすといった水分の多い野菜と、みょうが・大葉といった香味野菜を細かく刻んで味付けしたもののことを指します。
暑い夏で食欲がなくなっても、水分の多い夏野菜を細かくしたものなので、食べやすくなっています。

基本かけるのは醤油ですが、めんつゆや出汁醤油を使うものもあり、
ルールというものはなく、玉ねぎやオクラ、山芋を入れるなど、1,000家庭あったら1,000種類のだしが存在すると同義語です。

夏は野菜の書き入れ時。忙しい時期にさっと食べれるのも親しまれた理由です。

① 出汁（だし）のように、他の食材を引き立てるから
② 野菜を細かく切り「だす」から
③ 手早く食卓に「出す」から
と諸説あります。

王道はほかほかの白米に乗せて食べることです。

他には冷奴、納豆に混ぜたり、冷たいそばやうどんといった麺類にも合います。

そんな山形のだしを手軽に食べられるように、
1965年創業漬物の老舗三和漬物食品や醤油づくりから始まったマルハチなど、数多くのメーカーが製造しています。
一回の食事で軽く食べれるように小パックに梱包されたタイプが主流になっています。

相場は1パックあたり300〜400円ほど。
賞味期限7〜10日と短めです。

各メーカーごとに含まれる野菜が異なるため、味が違います。
自分好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか？

山形のだしは通販で購入することはできるの？

楽天やYahooショッピング、Amazonで販売されています。

山形のだし

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